ブログやサイトを運営するために日本のレンタルサーバーではなく、海外のものを使いたい、という人のためにおすすめのサービスをご紹介します。
ちなみに僕は今までアメリカ、ブラジル、日本の10社以上のサーバーを利用してきています。
これまで使ったサーバーはこちら。
- サイトグラウンド
- ホストゲーター
- ホストゲーター・ブラジル
- ロカウェブ
- ロカウェブ・ブラジル
- ドリームホスト
- スモールオレンジ
- ブルーホスト
- キングホスト(ブラジル)
- ロリポップ(日本)
- エックスサーバー(日本)
- ミックスホスト(日本)
それを踏まえたうえで本当におすすめできるものを紹介します。
海外レンタルサーバーを使うならSiteground(サイトグラウンド)一択
結論からいうと、海外サーバーを使うならおすすめはただひとつサイトグラウンドです。
僕は現在ほとんどのブログを日本のサーバーで運営していますが、サイトグラウンドにはECサイトひとつとブログをひとつ置いていて、とても快適です。
サイトグラウンドの特徴を簡単にまとめると次の通りです。
- 24時間のチャットサポートがある
- 安定感抜群(過去12か月のアップタイムが99.996%)
- 30日間の返金保証がある
- 無料バックアップ
- 無料Cloudflare CDN
- 無料SSL
- 管理画面が世界基準のcPanel
- 日本発行のクレジットカードで支払える
サイトグラウンドの共有サーバーの基本的なプランは3つ。
StartUp $3.59 | GrowBig $5.59 | GoGeek $10.59 | |
ディスク容量 | SSD10G | SSD20G | SSD30G |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メモリ | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
マルチドメイン | なし | あり | あり |
アクセス目安 | 1万ユニークビジター/月 | 2万5000ユニークビジター/月 | 10万ユニークビジター/月 |
見ての通り、共有サーバーは値段が安いだけに小規模なサイトを対象としていますね。また、転送量無制限というのはあくまでも建前で、実際はアクセスが一定数値を超えると、速度制限などなんらかの処置が課されます。それは日本のサーバーと同じですね。
海外レンタルサーバーSiteground(サイトグラウンド)のデメリット
ではどんなデメリットがあるのか実際にサイトグラウンドを使っている立場から意見したいと思います。
- 日本語が通じない
- スペックやコスパは日本のサーバーより低め
日本語が通じない
アメリカの会社なのでもちろん日本語は通じません。管理者画面、設定、サポート、メールなどの全てが英語表記なので、外国語に抵抗がある人はストレスになるので使わないほうがいいです。
スペックやコスパは日本のサーバーより低め
昔はアメリカのサーバーのほうが圧倒的に安くて優れているといった時期もあったんですが、最近ではむしろ日本のサーバーのほうがスペックやコスパで上回っていますね。
なので特別な理由がない限り、日本のサーバーを使えばいいと思います。日本のサーバーならエックスサーバーかミックスホストの二つから選べばいいでしょう。
海外レンタルサーバーSiteground(サイトグラウンド)のメリット
では海外のサーバー、特にサイトグラウンドを使う利点は一体なんなのか。続いてメリットについてお話します。
- サポートが日本より充実している
- 安全で安心できる
- 海外向けのサイトの運営に適している
- 日本円を使いたくない人は海外のクレジットカードで払える
サポートが日本より充実している
サイトグラウンドの最大のメリットがサポートですね。サポートに関しては日本のサーバーの100倍いいです。
サイトグラウンドのサポートは電話、チケット、チャットによるサポートが24時間体制で整っています。
オペレーターの顔写真も出て、誰と話しているかも分かるし、一人一人を毎回評価するので相手も手を抜きません。
サーバーのサポートって「その件に関しては申し訳ありませんがサポート外です」といった対応の仕方が少ないんですが、サイトグラウンドは結構親身になって解決しようとしてくれます。
基本、僕は分からないことがあったらチャットを使っていますね。ほとんど待ち時間もなく、チャットのオペレーターもちゃんと知識のある人たちが対応してくれるのでとても助かっています。
サイトが落ちた、エラーが出た、設定を間違えたなどどんな問題でも基本的に親切に対応してくれますよ。
安全で安心できる
日本のサーバーもかなり安全ですが、サイトグラウンドもここ数年間で一度も問題が起きたことがありません。アップタイム99.996%というのはあながち嘘じゃないと思います。
実はアクセス数の目安も余裕でオーバーしているはずなのに制限がかかったこともないですね。
問い合わせてみたところアクセス数はあくまでもベストなパフォーマンスを保つための目安で、それを超えることがダメだというわけではないそうです。
海外向けのサイト運営に適している
僕がECサイトをサイトグラウンドで運営しているのは、ときどき外国人のフリーのエンジニアやプログラマーにカスタマイズの仕事を外注することがあるからです。
そんなとき日本のサーバーだと外国人のフリーランサーが日本語が読めずに悪戦苦闘するので、海外のサーバーを使うほうがメリットが大きいのです。
特にサイトグラウンドで採用されているcPanelは世界中のサーバーで使われているので、どこの国のフリーランサーに見せても当然みんな使い方を知っています。なのでコミュニケーションが大分スムーズになりますね。
また、なんらかの理由で自分のサイトを日本のサーバーに置きたくない、という人にもいいかもしれません。サイトは資産なので、資産をどこに置くかはいろんな意味でリスク回避にもなります。
海外のクレジットカードで払える
海外在住をしていると、あんまり日本のお金に手を付けたくない、という人もいるかと思います。特に現地の給料だけで生活しているならなおさらじゃないでしょうか。
僕が最初に海外サーバーを使い始めた動機がまさに日本の貯金をできるだけ崩したくない、という理由からでした。昔は現地の給料をベースに生活していたので、日本円は貴重だったんです。
その点についてはサイトグラウンドは海外のクレジットカードでも支払えるのでかなり助かります。
まとめ
要約すると、次のような人におすすめできます。
- 英語に抵抗がない人
- 充実したサポートが受けられるサーバーを求めている人
- 日本のサーバーでサイトを運営したくない人
- 日本円を使いたくない人
- 外国人のフリーランサーに外注を考えている人