Neil Patelが提供する無料SEOツール、Ubersuggestに新たな機能が加わり、とても便利になったのでその使い方を解説します。
Ubersuggestとは?
Ubersuggestは、概要(Overview)、キーワードアイデア(Keyword Ideas)、 検索結果解析(SERP Analysis)を3つの柱としたSEOツールです。
これひとつでキーワード、検索ボリューム、ライバルサイトのチェックはもちろん、自分のブログでどんな記事を書いていくかしっかりとした戦略を立てることが可能です。
Ubersuggestは先日、バージョンが2.0にアップデート。新しい機能が続々と追加され、さらに使いやすいツールに変身しています。
UbersuggestのKeyword Overview(概要)
使い方は簡単で好きなキーワードを検索ボックスにタイプして、国を日本に設定します。ここでは試しに「アフィリエイト」のキーワードで見てみます。
すると以下のような結果が表示されます。
- SEARCH VOLUME(検索ボリューム)HIGH MEDIUM LOWのいずれか
- SEO DIFFICULTY (SEO難易度)HARD MEDIUM EASYのいずれか
- PAID DIFFICULTY(リスティング難易度)HARD MEDIUM EASYのいずれか
- COST PER CLICK(CPCクリック単価)
その下には検索ボリュームの過去12カ月の推移が表示されます。
概要の項目ではつまりキーワードのニーズとニーズの推移、SEOで上位表示させる難易度、リスティング(PPC)広告で表示させる難易度が測定できます。
どれだけ自分が狙っているキーワードが激戦区なのか、あるいはニッチなのかはこれでおおよそ検討がつくはずです。
UbersuggestのKeyword Ideas(キーワードアイデア)
続いてKeyword Ideas(キーワードアイデア)を見ていきます。
キーワードアイデアとはその名の通り、キーワード選定のヒントを与えてくれる項目で、グーグルサジェストの関連キーワードとアドワーズのキーワード候補をまとめたものになっています。
一見、サジェストとは関係のないキーワードが表示されるのはおそらくアドワーズのキーワード候補のものなんでしょうね。
続いて「VIEW ALL KEYWORD IDEAS」をクリックしましょう。
すると全てのキーワードアイデアが表示されるだけでなく、ここからデータをエクスポートしたり、クリップボードにコピーしたりすることが可能になります。
画面右には、そのキーワードで上位表示されている検索結果解析(SERP analysis)も見られます。
また、そこではネイル・パテルが「このキーワードで上位表示させるのは【難しく】、上位表示させられる可能性は25%だ」というアドバイスをしています。
このパーセンテージの根拠はどこから来るものなのかは不明です。
UbersuggestのSERP Analysis(検索結果解析)
3つ目の機能がこのSERP Analysis(検索結果解析)。
該当するキーワードで、どんなサイトが上位を占めているのかが一目で分かる機能です。左から順に次のような要素が表示されています。
- RANK ランク
- SEO TITLE&URL SEOタイトル&URL
- ROOT DOMAIN ルートドメイン
- EST. VISIT 推定アクセス数
- SOCIAL SHARE SNSシェア
- DOMAIN SCOREドメインスコア
上位100位までのサイトを表示することが可能なのでライバルチェックはこれで十分です。
それぞれのサイトがどんな記事タイトルで上位表示されているのか、それぞれどれくらいのアクセスがあるのか、どれくらいシェアされているのか、など気になることが分析できます。
まとめ
無料ツールもここまで来ると、有料ツールを脅かす勢いですね。いずにしても複数のツールを使わないとできなかったことが一つになるのは大変便利なので、ぜひともブログ運営に役立ててください。