Conoha Wingを実際に使ってみて感じたメリット、デメリットを本音で語ります。ネットでやたらと絶賛されているConoha Wingaの実情は一体どんなものなのか。これから使おうかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
Conoha Wingのデメリット
コントロールパネルが使いずらい
Conoha Wingは独自のコントロールパネルを提供していてシンプルではあるものの、正直それほど機能性には優れていません。
特に複数のドメインを運営していると、いちいち何をするのにも対象ドメインに画面を切り替えなくてはならないため作業がとても面倒です。僕は6つのドメインを移管させたので管理する際にかなり時間のロスを感じました。
一つのドメインだけ運営するには問題ありませんが、複数ドメインの運営向けにコントロールパネルのデザインが設計されていないような印象を受けましたね。
サポートが技術的なことに答えてくれない
Conoha Wingは、電話、メール、チャットの3つの窓口を用意しています。しかしながら基本的に技術的なサポートはあまりしてくれず、エラーが出たときには自己解決するしかなかったです。
なので電話があるから安心、チャットできるからすぐ解決できる、と思って安心しちゃうと危険かもしれません。僕の場合、データーベースの設定の過程で不可解なエラーが発生して、かなり困りました。
正直サポートは残念でしたね。
海外から契約できない?
Conoha Wingは申し込みのときは、国外の住所を入力できるのにもかかわらず、携帯電話で二段階認証をしようとするとエラーになって先に進めなくなりました。
何度やってもダメだったので結局、海外からの申し込みは断念し、日本の家族の携帯で登録し、二段階認証のコードを送ってもらうことで契約に至りました。
しかしもし日本に頼む人がいない場合は海外からだと契約できない可能性がありますね。単純にシステムのエラーなら早く修正してもらいたいところです。
Conoha Wingのメリット
WordPressの引っ越しや移行が簡単
Conoha Wingはワードプレスの引っ越しが簡単にできる機能が備わっています。元のサイトのワードプレスの情報を一通り入力してボタンをクリックするだけで、簡単にデータを移すことができるのでサーバー移管のやり方を知らない人でも簡単に使えます。
これは実際、とても便利でした。特に多くのブログを運営している人にとっては移管作業の時間を大幅に削減できます。
初期費用なしで、長期契約しなくていい
サーバーによっては入会するときに半年契約を結ばされることもありますが、Conoha Wingは最低利用期間というものがなく、1時間2円からという値段設定になっています。また、初期費用も無料なので、とにかく始めるためのハードルが低いのが嬉しいです。
これで無料体験があればいうことないんですが、残念ながら無料体験はありません。その代わり一番安いプランなら1か月使っても最大1200円。1か月以内に辞めたら数百円のコストで済むので損はないはずです。
環境によってはサイト速度が上がる場合もある
Conoha Wingは国内最速をうたっており、サイトの環境によっては表示速度が大幅に改善することもあります。
これに関しては僕の場合は、実際にテストしたところ、速くなったサイトもあれば遅くなったサイトもあり、一概にどちらとも言い切れません。
あくまでもConoha Wingは共有サーバーなので、速いといっても無数のサイトを一つのサーバーで管理していることにおいては他社のサーバーとなんら変わりません。
またネットで速い、速いと紹介されているのは実際そうなのか、アフィリエイト収益目当てなのかどうかも怪しいところです。
なので実際、速くなるかどうかは自分で使って試してみるのがいいと思います。もし速くなったら万々歳だし、大して変わらなかったら戻せばいいだけです。