グーグルにアップデートによってアクセスが落ちた、ブログが飛んだなどの報告が相次いでいますが、こんなときこそ戦略を考え直すべきです。そこでこれからも長期間稼ぎ続けるにはどうしたらいいのかを考えていきましょう。
グーグルのアップデートで死んだブログ例
グーグルが3月に実施した大幅なアルゴリズムのアップデートによって僕のブログもかなり影響を受けました。
上の画像は、それまで一日500PVほどの安定したアクセスを長年保っていたブログです。ほとんど手も付けず、放置していたにも関わらず毎月1万円ぐらいの収益を上げていました。
それが3月11日ぐらいからアクセスの下落がスタートし、現在では一日40~50PVほどにまで落ち込んでいます。ほぼ10分の一ぐらいになっているので死んだといっても過言ではないでしょう。
もう一つのブログは、3月の頭まで一日1万2000PV以上アクセスがあったのに、アップデート以降継続して減り、現在では半分ほどの6000PVにまで下がっています。
僕が運営しているブログではこの二つが最も今回のアップデートの影響を受けたブログです。特に二つ目のブログは稼ぎ頭のブログの一つでもあるので、かなりのダメージを受けています。
ではこのような事態になったときどうすればいいのか、あるいは今後また同じような状況に陥った場合のために今何をすべきなのでしょうか。
稼ぎ続けるには複数のブログでリスク分散しよう
これは以前からも言っていることですが、やはり一つのブログに全力集中してやると、こけた時のダメージは自然と大きくなります。
専業ブロガーやアフィリエイターとなると、サイトが飛ぶのは死活問題です。せっかくフリーになったのにまた就職先を探したり、というのは結構きついですよね。
副業でやっている人にとっても数万円、数十万円の副収入が一瞬のうちに消えてなくなるのは悔しいはずです。
だからこそ一つのブログを育て上手くいき始めたら、ほかのブログにも積極的に着手するべきなのです。そして複数のブログをやると同時に複数の収入源を確保するのが望ましいでしょう。
幸い僕は10数個のブログを所有しているので、今回のアップデートで大きなダメージを受けつつも、まだ専業ブロガーとして生活を続けられそうです。
複数ブログの戦略についてはnoteで詳しく解説しています。
賢く稼ぐにはブログを育てて売ることも考えよう
一つのブログが一生稼ぎ続けてくれれば、それに越したことはないですが、そんなに甘くはありません。ある程度まで育てて、いっそのこと売ってしまうのも一つの手です。
アクセスが不安定なジャンルのブログ、成長が頭打ちになったブログ、将来性があまり感じられないブログなどを運営している場合は、衰退する前に売ったほうがコスパがいいこともあります。
また、管理するのが大変なブログも思い切って売りに出してしまえば、そこで得た資金と時間を基にほかのことに投資できますよね。
例えば先日、ある会社から僕のところにこんなオファーが届きました。
ご責任者様
私、上場企業グループ会社、M&A仲介サイトを提供しております、
株式会社Candle「ツナグM&A」担当のSと申します。突然のご連絡となり大変失礼ではございますが、
貴サイトの買い取りのご相談をさせていただきたくご連絡いたしました。
現在弊社のサイト買収希望のお客様に、月間売上高30万円以上の映画系のサイトの買収を検討しているお客様がいらっしゃいます。誠に勝手ながら、貴サイトを当社にて簡易査定させていただきましたところ、上記の基準を満たす可能性が高く、「約600万円〜約1000万円」のサイト価値があると推定できましたので、ご連絡をさせていただきました。
簡易査定の査定基準の詳細について、簡単ではありますが以下の通りです。
・映画領域の記事を豊富に保有し、高トラフィックを実現している点。
・貴サイトのGoogle上位表示状況を独自の方法にて調査、集計させていただいたところ、月間約200,000トラフィック前後の可能性が高いと推計された点。
・ウェブサイトの定期的な更新、丁寧なメンテナンスがなされている点。
・運営歴が十分に長く、Googleのアルゴリズム変動に伴う急激なトラフィック降下のリスクが少ない点。
・ページ数が豊富に見受けられ、コンテンツとしての価値が存在する点。
※ 査定内容は独自の調査に基づいているため、実態とは異なる可能性がございます。ご了承ください。(中略)
その他、何かご不明点やご要望などがございましたら、
お気軽にこちらのメール、もしくはお電話にてご連絡ください。何卒よろしくお願いいたします。
これは僕が運営している映画レビューブログへのオファーです。この映画ブログは独自のノウハウで運営しているせいもあってか、最高100万PVを記憶し、平均すると月間数十万アクセスと数十万円の利益を上げられています。
こちらも詳しくはnoteで解説しています。
株式会社Candle「ツナグM&A」を調べてみたところそれほど有名な会社ではなく、案件も少ないことから、実際その値段で売れるかどうかは疑問です。
しかしサイト売買サービス自体は、十分に可能性のある分野だし、これからますますメディアの売買は活性化していくような気がします。だからこそその波に乗るのもありですよね。
ちなみにサイト売買サービスの有名どころは以下の会社です。
ブログに執着せず、ほかのマネタイズ方法にも挑戦しよう
そもそも論になってしまいますが、もちろんブログにこだわる必要もありません。ユーチューブ、Tiktok、Showroomなどの動画系のプラットフォームで勝負するのもありだし、Twitter、メルマガ、Lineなどでリストを集めて商品を販売することもできます。
せどり、転売、オリジナル商品の販売もいいし、FX、仮想通貨、株などの投資に挑戦するのもありですよね。
ちなみに僕は転売、株、仮想通貨などもやりつつ、最近はオリジナルの語学の動画講座を製作しています。
僕は語学ブログも運営しているので、そこから読者と関係を築き、語学の動画講座は販売すれば、そこそこ売れるのではないかと思って頑張っているところです。
語学ブログの運営方法はこちらで解説しています。
また、それ以外にもユーチューブチャンネルをコツコツ育てたりしています。ユーチューブは伸びしろが半端ないし、上手くいけばものすごいチャンスがあるので、今後は力を入れていきたいですね。
しかしながら実際のところどれがうまく行くは分かりません。それでも色々なことにアンテナを張り、種を撒いておくことが生存への道だと思っています。