アフィリエイターとブロガーの違いってなんだろう?といった疑問を持つ人のためにずばりお答えします。あなたはどちらですか?
今までじっくり考えたことがなかったんですが、とある記事を読んで改めてアフィリエイターとブロガーの違いについて考えさせられました。
購読している所長さんのブログの記事です。それによると、ブロガーとアフィリエイターの決定的な違いはこれだそうです。
「ブロガーは自分の書きたいことを記事にする」のにたいして、「アフィリエイターはユーザーが求めている情報を記事にする」
言われてみると、全くもってその通りで、この考えを基にすれば自分はアフィリエイターじゃなくてどちらかというとブロガーなんだ、ということに気がつきました。逆にブロガータイプの人はアフィリエイターの思考を手に入れると成長できるということです。
ブロガーとアフィリエイターの目的の違い
ブロガーは自分を売る
ブロガーの成功とは、世間に自分の名前(たとえペンネームだとしても)が認知されることです。そのためにはどんどん自分のことをさらけ出し、場合によっては顔写真も公開しプライベートを切り売りし、ブランディングしていかなければなりません。それに抵抗がある人はブロガー向きではないかもしれません。
アフィリエイターは商品を売る
アフィリエイターのゴールは商品やサービスを紹介して成約に結び付けることです。つまり自分を前に出さないのが特徴で、あくまでも主役は商品やサービスなのです。
アフィリエイターが作るサイトでは多くの場合、誰が書いているのかもはっきりしない抽象的な情報に終始することもあります。
サイトによっては特定のキャラクターを設定し、主観的な意見のように記事を書くこともありますが、あくまでも商品やサービスを売るための戦略であって、同じアフィリエイターのサイトでも別のサイトになるとキャラクターがコロコロ変わったりもします。
ブロガーとアフィリエイターのミックス
自分の意見をつらつらと述べたいし、それなりに認知もされたいけど、顔バレはしたくない。おすすめの案件はアフィリエイトもするけど、紹介する商品やサービスは定まっていない。自分を知ってもらいたいんじゃなくて、自分のブログを知ってもらいたいなんていう人はミックスタイプですね。
僕もどちらかというとこれに当たります。ミックスタイプはブロガーとアフィリエイターのどっちつかずというデメリットはあるものの、自分をそれほどプッシュしなくてもいいので、気軽にやりたい初心者にはいいと思います。特にお役立ち情報なんかを配信するブログにはもってこいですね。
ブロガーとアフィリエイターはサイト作りの順序が違う
所長さんはまたこんなことも書いています。
ブロガーの広告収入は、「好きなことを好きなだけブログに書いていた結果、誰かがたまたま共感して、たまたま誰かが商品を購入してくれた」「たまたまアドセンスをクリックしてくれた」という収益の上がり方なのにたいして、アフィリエイターは収益有りきのコンテンツを作っている、という点が決定的に違います。
稼いでいるアフィリエイターのすごいところは狙った高額商品や商材の関連サイト、ブログをこつこつ制作して、上位表示させ、成約につなげるところです。
たとえ商材のジャンルが自分の興味とは全くかけ離れていたとしても、商材についての情報収集を徹底的にやって、ユーザーが必要としている情報を伝える作業を難なく実行します。
ただ、初心者がこれをやるのははっきり言ってつらいです。女でもないのに「脱毛」のサイトを立ち上げたり、禿げてもないのに「育毛」のブログを運営していくのは、「稼げる」確信がないと到底続けられないでしょう。
そしてそれができるかできないかがやはりアフィリエイトを生業としているプロのアフィリエイターと素人アフィリエイターの最大の違いだと思います。その点僕はまだまだ素人なんだなあ、と改めて思いました。
収入の増加を望むなら、これからは少しずつでも未知のジャンルのブログ運営もやっていかないとなあと痛感しました。
あなたはブロガーですか、アフィリエイターですか?
収益だけのことを考えると、やはりアフィリエイターのほうがブロガーより比較的大きな額を稼ぎやすいんじゃないでしょうか。アドセンスや広告だけで稼ぐのには限界があります。
といってもアフィリエイターがブロガーより優れているということではありません。日々、自分の好きなことだけを書いている人でも中には相当な報酬を得ているブロガーもいます。あくまでもその人のスタイル、目的によってブロガータイプとアフィリエイタータイプに分かれるだけです。
また、最初はブロガーだったけれど、後からアフィリエイターに転向する人も少なくありません。その逆もあるはずです。
やはりまず最初は自分のスタイル、技量にあった方法でやるのが一番ですね。ある程度、理解が進んだときにスタイルを根本から見直して、方向性を考えるのも一つの方法ではないでしょうか。僕の場合、その時期がまさに今なのかもしれません。