クリエイターとファンをつなぐ新感覚プラットフォーム「note」が話題を呼んでいます。サービスの一番の売りはやはり課金制度。つまり有料の記事、画像、動画、音楽などのデジタル商品を誰でも売ることができることです。
ネット上では有名ブロガーたちが続々と売り上げ報告をしていますが、無名のブロガーでも果たして売れるのでしょうか?
そもそもnoteとは?
noteの特徴は自分の作った作品を手軽に売ることができるところで、売り方も単体で売る方法と、複数の作品をひとつにまとめて売る方法、月々の継続課金で売る方法など様々な方法があります。
クリエイターの作品を購入したファンにはノートの内容がメール配信され、パソコンやスマホのアプリからコンテンツを閲覧できるようになっているのもひとつのポイントです。
これだと、例えばnoteで売られている小説コンテンツを読むのに「kindle」などのタブレットを購入する必要もなく、いつでもどこでも購入したコンテンツにアクセスできるわけです。
noteのコンテンツっていくらぐらいが相場なの?
規定では100円から5万円とされています。有名ブロガーたちはコンテンツの内容に応じて値段設定しているようで特にビジネス、投資、ブログ運営などの記事は高額で取引されています。
中にはひとつの記事に数千円もの値段がついているのも少なくないです。それでもコアなファンがついているクリエイターはかなりの数を売っているようです。
ひとつの記事で百万円を売り上げたといった凄腕クリエイターも何人かいます。もちろんそういった人たちの特徴は、ある分野の専門家であること、またかなり有名であること、そしてすでに多くのファンを抱えている点で共通しています。
本当にnoteで有料コンテンツが売れるのか実際にやってみた
では無名のブロガーが有料コンテンツを作ったらどうなるのでしょうか。顔出しもせず、複数のハンドルネームでブログを運営している無名の僕が実際に所有する二つのブログで有料コンテンツを制作してみました。
1、アドセンスのノウハウ&データ記事
ひとつはこのブログを通じて販売している「Googleアドセンスで月26万円稼いだ方法&データを大公開」という記事です。これは僕がグーグルアドセンスで月収26万円を稼いだ月のデータやその方法を惜しげもなく披露したコンテンツとなっています。
値段は580円ですが、内容が極秘情報であるということや他では紹介していない独自のノウハウや考え方を提供していることから順調に売り上げを伸ばしています。
コンテンツが売れるとnoteからこんなメールが届きます。届くと毎回嬉しい気持ちになります。こちらは週に数本売れています。
2、ゴシップ記事
そしてもうひとつの記事は芸能ゴシップ記事です。そんな記事にお金を払う人がいるのかと思うでしょうが、それがいるのです。
僕も実際に買ってくれる人がいるかどうかは販売するまではわかりませんでした。しかし販売当日から翌日にかけて10本ほど売れました。ちなみに値段は100円です。コンテンツが売れるとこのように購入者一覧を見ることができます。
ただ、ゴシップ記事だけに一時的に注目はされても、売り上げはすぐに止まりそうです。継続して売れることはまず期待できないでしょう。そういった意味でもnoteでは継続して売れていくタイプの記事とそうでない記事が存在しそうです。
まとめ
結論はずばり「僕のような無名ブロガーでも売れる」でした。もしかしたらただの流行で、その恩恵を少し授かっただけかもしれません。あるいは日本のユーザーが課金することにも慣れてきた、面白そうなコンテンツ、自分に役立つコンテンツのためならお金を払うことに抵抗を覚えなくなった、ということも考えられます。
いずれにしろ面白い試みなのでぜひ試してください。別に有名じゃないと売れないということではないので、どんどん自分の読者に向けた有料コンテンツを作っていったら創作意欲も増しますよ。
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