アメリカ人作家トーマス・コーリー(Thomas C. Corley)が233人の金持ちと128人の貧しい人々を5年間に渡り調査した結果、ある法則を突き止めたそうです。それは大金持ちになる人と貧しい人との日常生活における習慣の違いです。一体どんな違いなのでしょうか?
そもそもトーマス・コーリーって誰?
Author who studies millionaires: 240 minutes a day separates the rich from everyone else – Yahoo Finance UK https://t.co/v2kTzMX55x via @GoogleNews
— Tom Corley (@RICHHABITS) 2018年7月28日
トム・コーリーことトーマス・コーリーは、9歳まで両親が大金持ちだったにも関わらず一夜にして富を失い、それから10年以上10人の大家族と共に住む家すら追いやれるかもしれないという恐怖を抱えたまま貧しい生活を送っていたそうです。
そんな彼は認定ファイナンシャルプランナー、公認会計士の資格や税金学の博士号を取得し、現在では米ニュージャージー州で金融会社を経営。彼が書いた著書「Rich Habits – The Daily Success Habits of Wealthy Individuals」はアメリカでベストセラーになり、多くのラジオやテレビ番組にも出演するまでになりました。
また、先日発売された最新作「Change Your Habits, Change Your Life: Strategies that Transformed 177 Average People into Self-Made Millionaires」もちょっとした話題になっています。
トーマス・コーリーが見つけた成功する人のたった一つの習慣
トーマス・コーリーが5年間研究した結果、持つ人と持たない人の間では日常生活における習慣に多くの違いがあったそうです。そのうちの一つがこれです。
「お金持ちの多くは毎日15分から30分、ただ考えるだけの時間を持つ」。
特に多くの人は、午前中に一人の時間を確保し、様々なことについて熟考する、つまりは一人でブレインストーミング(たくさんのアイデアを出し発展させる)する傾向にあるようです。テーマも多肢に渡り、おおよそこんなことが挙げられます。
- キャリア
- お金
- 家族
- 友人
- ビジネス上の人間関係
- 健康
- 夢の設定とゴール設定
- 問題
- チャリティー
- 幸福
これらのテーマに対して「もっとお金を稼ぐためには何をするべきか?」、「自分の仕事が自分を幸せにできるのか?」、「自分は(健康のため)ちゃんと運動しているだろうか?」、「自分にはいい友達がいるだろうか?」、「ビジネスにおいてどの人との人間関係にもっと時間を費やすべきか?」などと自問自答するのが、お金持ち流の午前中の過ごし方だそうです。
確かに忙しい生活を送っていると、1日15分から30分立ち止まってゆっくり考えるなんてことは簡単なようでなかなかできないですよね。生産的な一日を送るためにも一度全ての作業をやめて考えてみるとあなたもお金持ちになれるかもしれませんよ。
英語版しかありませんが、興味のある方はどうぞ。