海外在住者、海外志向の強い人、英語が得意な人は視点を日本から世界に向けることで市場は大きく広がります。副業で稼ぎたいけど、日本はどのサービスもライバルが多くてとても稼げなさそう、という人のために世界を相手に簡単にできるサービスを紹介します。
1、Fiverr
Fiverr(ファイヴァー)は日本の「ココナラ」のアメリカ版といった感じのサービスで、自分の得意なことならなんでも販売することができます。最低金額は5ドルから。
内容はデザイン、ロゴ作成、イラスト、漫画、音楽、動画、翻訳、アドバイス、コンサルティングなど、おそよ「ココナラ」で売られているようなサービスが大半を占めています。
面白いのが10代の若者にも結構人気のサービスで、ここでお小遣い稼ぎをしているようです。それこそ無数のサービスのアイデアがあって、この女の子は英語の文章を手話にするサービスを提供しています。耳の聞こえない人と手話の分からない人の架け橋となる素晴らしいサービスですね。
また、イラスト、アニメ、漫画など日本の色を強く押し出せば外国人には喜ばれるはずです。翻訳も日本語は競争相手がほとんどいないのでねらい目です。
2、Freelancer
Freelancerはアメリカ版の「ランサーズ」といったところで、その名の通りフリーで活動したい人の仕事が見つかる場所です。特にウェブデザイン、プログラミングなどIT系が強いのが特徴です。そのほかにもデータ入力、ライティング、グラフィックデザインなど様々な需要があります。
フリーランサーは、インド、ベトナム、パキスタン、タイなどのIT技術者が多く参戦していて、労働賃金の安い彼らと価格で勝負するのは大変ですが、日本人の特徴を活かし差別化を図ることができたら、上手く稼げそうです。
3、udemy
udemyは教えたい人と学びたい人をマッチングするサービスです。動画やテキストを用いた講座を作成し、ユーザーに対して有料で販売していくことができます。扱っているジャンルは多種にわたるので、日本料理、おりがみ、書道、日本語など日本人特有のスキルを売るといいでしょう。
4、ebay
日本のyahooオークションに相当する世界最大級のオークション&フリーマーケット。世界中の人に商品を売ることができるためチャンスは無限大。商品はオークションとしても売れるし、固定価格でも売ることができます。ここでも海外の人が手に入りにくいものを提供できれば稼げるチャンスはあります。
ちなみに僕もときどきebayを利用して転売をしています。僕の場合、ブラジルでしか売っていないブランドの商品などを出品していますが、それでもお小遣い程度にはなります。
5、ShutterStock
写真を売買する画像サイト。写真以外でもイラスト、アイコン、ビデオ、音楽などの販売もできます。実に約8000万個のアイテムがストックされているそうで、どれもクオリティーの高いものばかりです。どちらかというと、初心者より上級者向けのサービスですね。質に自信のある人は挑戦したみたらいいかもしれません。
6、Italki
Italkiは世界中の語学教師を集めたチューター紹介サイト。資格を持っているプロの講師から、持っていない普通の人でも世界中の生徒を相手に言葉を教えることができます。授業の値段設定は自分ででき、経験や実績によって時給数百円から数千円は普通に稼げます。
最近ではクールジャパンなどの活動により、日本文化に興味をある外国人は急増していますね。それは日本の観光客の数を見ても一目瞭然です。そんな日本好きの人たちを相手に日本語を教えてみてはいかかですか。
まとめ
ここで紹介したサービスは何も海外在住者だけに限定されるものではなく、日本からでももちろん利用が可能です。海外在住者が有利なのは普段の生活を通じて外国語に慣れていることと、現地の物価が日本より安いため、比較的安い報酬でも生活のたしになることです。
いずれのサービスをやるにしても、差別化を図ることと日本らしさを出すことが重要になってきます。世界中の人を相手に自分の得意な分野でぜひとも勝負してみましょう。