ブログにアクセスが集まらないし、その原因が分からない。そんな人のためにあなたのブログが誰にも読まれない理由と解決方法を紹介します。
1、ブログを開設したばかりで記事数が少ないから
ブログをオープンしてから数ヶ月間はほとんど誰にも読まれないことは仕方がありません。そもそもグーグルにインデックスされるのにも時間がかかるし、当然最初はブログのドメイン力がないために上位表示されることも難しいからです。
特にブログに数十記事しかないような状態ではなかなかネット上で認知されず、読んでくれるのは自分と友達だけだったりします。
確かにニーズのある情報を誰よりも早く配信すればブログを開設したばかりでもたくさんのアクセスが集めることができます。少ない記事数で多くのアクセスを集められればそれに越したことはないでしょう。
しかしそれには経験とコツを身に付ける必要があり、ある程度のリサーチと勉強が必要です。なかなか最初から上手くいくものではないのであまり大きな期待を抱かないほうが身のためです。
「ほかのブログは3ヶ月で10万PVも達成したのに自分のブログは1000PVもいかない」なんてことを思い出すとモチベーションが下がるので、それよりも最初のうちはコツコツと記事を書くことに集中しましょう。
2、思いつきで記事を書いているから
コツコツ記事を書くといっても、ただなんとなく思いついたことを書けばいいということではありません。記事数が少ないといわれると、記事数を増やすことだけに力を注ぐ人がいますが、一つ一つの記事にしっかりとした目的や戦略がなければ無価値の記事になってしまいます。
例えばこの記事は「ブログが誰にも読まれない、アクセス数がないことで悩んでいるブロガー」に向けたもので、記事の目的はそんなブロガーたちの悩みを解決することです。
一方で思いつきで書いた記事は今日は洋服のことを書き、明日は食事のことを書き、明後日はTV番組のことを書くといったように誰に向けた記事なのかがはっきりせず、自分本位になりがちな記事のことです。
芸能人のブログやすでにファンがたくさんいるブログならそれでも問題ないですが、どこの誰かも分からない人のプライベートに興味を持つ暇な読者などいません。
そうならないためにはテーマを掲げ、誰に向けて書くのかを決める、つまりターゲットを定める必要があります。誰に対して何を書くのかというのは本当ならブログを開設する前に決めておくべきですね。
たとえ今までターゲットを設置してこなかったとしても今からでも遅くはありません。「私のブログはこういうテーマのブログだ!」というのを宣言し、方向性を定めましょう。
そしてときどき思いつきの番外編的な内容の記事を書くのはいいとしても極力抑えてできるだけテーマに沿った記事を書いていきましょう。
読者像をイメージしながら、その人が求める情報、抱えている悩みなどを想像してあげると記事もスムーズに書けるようになりますよ。
3、タイトルにキーワードが入っていないから
ターゲットを定めて読者が必要としている記事を書いているのにも関わらず誰にも読まれないならタイトルの付け方に問題がある可能性が大きいです。
キーワードとは読者が検索するときに打ち込む単語のことです。例えばパラリンピックの出場選手が知りたければユーザーは「パラリンピック 出場選手」と検索するでしょう。
このときもしパラリンピックの出場選手についての記事を詳しく書いているのにタイトルに「パラリンピック 出場選手」といったキーワードを使っていなければその記事が上位表示されることは難しいです。
この場合ユーザーは「パラリンピックの出場選手が知りたいのですが、教えてください」といった質問をグーグルに対してしていることと同じなので、タイトルはその質問や悩みをそのまま反映させたものであることが理想です。
また、記事を読むと読者の興味が満たされる、あるいは問題が解決できる、というのがタイトルから分かるとなおさらいいですね。
例えばこの記事のタイトルは「ブログに全然人が来ない&誰にも読まれない理由と解決方法」としていますが、読者は「ブログが読まれない理由」が知りたいだけでなく、同時に「解決方法」も知りたいはずなのでタイトルの中にそれらのキーワードを含めています。
タイトルのキーワードがそもそも思い浮かばない場合は関連キーワードツールを使うといいです。
ちなみにこの記事も「related-keywords」で「ブログ」と入力して「ブログ 全然人が来ない」、「ブログ 読まれない」といったキーワードが出てきたから、書くことにしただけです。
このようにキーワードから逆算して記事を書くのは大変有効です。キーワードはユーザーのニーズそのものなので、ニーズありきで記事を書いていくと、より読者のために役立つ記事が書けるようになります。
4、失敗を延々と繰り返しているから
長期間ブログをせっせと更新してきたのにいつになっても成長がみられない場合は、間違ったやり方を延々と繰り返している可能性があります。そういった状態に陥ったら一度立ち止まりしっかり第三者にアドバイスを求めるかしっかり勉強するのがいいと思います。
まずやるべきなのは参考にしているブログの運営者に直接質問して、アドバイスを得ることです。それすらもやっていない人がほとんどなのでもったいないですね。
僕も読者から質問を受けたら必ず返信していますし、ほかのブロガーやアフィリエイターに質問することもあります。そうやって行動することはとても大切です。
勉強の仕方は人それぞれですが、お金をできるだけかけたくなかったら書籍を読むのが一番でしょう。ブログ運営に関する書籍はもちろん、ブログのテーマに関する専門書も片っ端から読み漁りましょう。
さらに知識をつけたい人はブログサロンに参加したり情報商材を買うのも一つの手です。
このブログでも有料のノウハウ記事を販売しています。中でも人気のあるnoteはこの3つです。
5、単純につまらないから
もし記事もたくさん書き、戦力も立て、ターゲットも定め、キーワード選定もしっかりしていながら、それでもアクセスが集まらない場合は、単純にブログの内容がつまないからといえるかもしれません。
人と話しているとき興味のない話だとほとんど頭に入ってこなかったり、適当に相槌を打つようなことって誰にでもあると思います。そんな話はすぐに忘れてしまうし、何の役にも立ちません。どっちつかずの意見やありきたりな正論に埋め尽くされた話が多くの場合そうだったりします。
あるいは独り言のような文章も読んでいてつらいものがあります。今の自分の心境とかダラダラ書いていませんか? 実際に人と話していると、どんなにつまらない話でも急にその場を去ったりすることは礼儀上難しいですが、ブログを読んでいるとき読者は容赦なく去っていきます。
だからこそできるだけ明確な自分の意見、考えをはっきり述べたうえで読者のためになること、相手に有益なことを書かないといけないのです。それはアフィリエイトの記事を書くのと通じるものがありますね。
では一体なにが面白くて何がつまらないのか。どんな記事が有益で、どんな記事が役に立たないんでしょうか。
これはブログを書く人の永遠のテーマですが、明確な答えがあるわけではありません。ある人にとっては面白いことも、別の人にとっては退屈なことだったりするからです。
そんな中でブロガーができることといえば記事を書くときに次のようなことを自問自答することです。
- その情報は新鮮か?
- その考えや意見には独自性や意外性があるか?
- 内容はブログのテーマに沿っているか?
- その記事は読者の悩みを解決するのか?
- その記事はなにかしらの感情を呼び起こすのか?
情報に鮮度があって、ブログのテーマに沿っていて、読者の悩みを解決し、その記事を読んで「私もやってみよう」、「私も買いたい」などの衝動にかられる記事は、まずつまらなくなることはないでしょう。
炎上する記事もそこに何かしらの感情を揺さぶる問題提起が含まれているから人が集まってくるのです。
まとめ
全然結果がでない、という人は以上に挙げたことに注意してみてください。趣味でブログをやっているなら細かい戦略やテクニックは必要ないでしょうが、そこから収入を得たいなら試行錯誤していかないと難しいです。
いずれにしても行動しないと始まらないので、時間が許す限りブログと向き合いましょう。