仮想通貨の取引所zaifの手数料が安いという評判を聞いて、実際に使ってみたところ思わぬトラブルに見舞われたので体験談をシェアしたいと思います。
zaifって安全なの?
zaifは大阪のテックビューロ株式会社が運営する仮想通貨の取引所です。「ビットフライヤー」や「コインチェック」と比べると手数料が安いことで知られています。
ビットコインだけでなく、いち早くネムやモナコインといったマイナーなコインの取り扱いを始めたのもzaifで、レバレッジを利用したビットコインの信用取引ができるのも特徴です。
一部のトレーダーや投資家の間で話題になっていたこともあり、僕も試しに使ってみたところアカウントの作成方法や本人確認の手順などは普通にしっかりしていました。
グーグル認証による二段階認証も設定できるし、特に安全性が問題といったことはなかったです。
zaifの問題は問い合わせのサポート!
しかしながら携帯を紛失してしまったせいでzaifの二段階認証ができなくなり、ログインすることが不可能になってしまいました。
https://www.affiliate-signal.com/7081.html
そこで仕方なく、zaifの問い合わせフォームからメールを送りました。
ちなみにパスワードを忘れてログインできなかった場合には「登録の名前」、「登録の住所」、「登録の日時」、「取引履歴」などを照合することによって再発行してもらえるようです。
僕の場合はパスワードではないですが、二段階認証の解除のために事情を説明したうえで上記の情報を問い合わせフォームから送りました。
ところが待てど暮らせど返信がありません。1週間以上なんの返信もないので、再送してみました。しかし二度目のメッセージに対しても数週間返信がありません。
変だなあと思って3回問い合わせみた結果、結局の何の連絡も得られませんでした。これが人のお金を扱っている会社の対応かと思うとぞっとします。
そもそもzaifの問い合わせフォームはメッセージを送っても「送信されました」といった表示がされるだけで、自動返信メールすら飛ばないような仕組みになっています。つまり記録が残らないようにしてあるのです。
普通に取引、入金、出金ができているうちは問題ないでしょうが、何かあったときにこのような体制で一体どうするのか疑問ですね。
結論、zaifはなにかあったときは怖い
携帯や二段階認証のバックアップコードを失くしたのはもちろん自分が悪いんですが、利用者からの問い合わせを完全に無視する姿勢は褒められたものじゃないです。
ユーザーの大事なお金を扱う取引所が問い合わせにも対応してくれないとなると、今後大きなトラブルが起きたときには何があっても不思議ではありません。
実際、顧客の一人が仮想通貨時価総額2246兆になった事件もありました。その人に対してもメールを返信しなかったそうです。
サポートもそうですけど、セキュリティどうなってんだよって感じですよね。
たとえ取引で利用したとしても仮想通貨を預けておくのはやめておいたほうがよさそうです。幸いzaifには大金を預けておいたわけではないので、その点は助かりました。
ただ、人におすすめできるかと言ったらできないですね。ビットコインの取引所はくれぐれも慎重に選んだほうがいいです。
かといってコインチェックでもハッキング被害が出たようにどこの取引所が絶対に安全だということは言えません。仮想通貨をやるなら取引所に保管せず、必ずハードウェアウォレットに移しましょう。