アドセンスの報酬がなかなか上がらないと悩む前に自分がやれることは全てやっているのか一度チェックしたほうがいいです。ほんのちょっとの改善で数字は伸びるのに意外と次のようなことを面倒臭がってやっていなかったりしませんか?
1、アドセンスの広告ユニットを使い分けていない
面倒だからといって、ブログの全ての場所にひとつの同じ広告ユニットを使ったりしていませんか? イメージとしてはこんな感じです。
ここで言う同じ広告ユニットとはサイズが同じとかそういうことではなく、同じ名前の広告ユニットを使いまわしているということです。本来ならそれぞれの箇所に広告A、広告B、広告Cと使い分けるべきなのです。
たとえ同じ広告ユニットを複数の箇所に掲載したとしても、普通にそれぞれに別の広告が掲載されますが、問題なのは後々レポートを見たときにどの箇所の広告が多くクリックされているかなどのデータを取ることができなくなってしまいます。
データがなければ改善のしようがありません。面倒かもしれないけど、別の場所に広告を掲載する度に必ず新しい広告ユニットを作成しましょう。
2、一度決めたらアドセンスの配置、サイズを二度と変えない
誰かのブログに書いてあった、あるいは誰かから聞いたというだけで、それを信じ込んでずっと同じ配置で何年もブログを続けていませんか?
ベストな配置やサイズはそのブログの性質によっても変わってきます。それは自分なりにテストしてみないと分からないことです。
336 x 280のレクタングル (大)が一番クリック率が高いならそれを使うべきだし、300 x 600のラージスカイスクレイパーが良ければ掲載するべきです。
アドセンスの広告の配置場所やサイズにはどうやら流行廃りがあるようです。昔は記事下に左右二つ並べるのが主流でしたが、最近では中央に一つだけのところが多かったりしますよね。
いずれにしても数ヶ月~1年ぐらいのスパンでテストしてみることです。すると思わぬ配置場所や広告サイズがたくさんクリックされたり、何かと発見があるはずです。
3、アドセンスのネイティブ広告を使っていない
今現在、アドセンスには3つのネイティブ広告があります。ネイティブ広告とはコンテンツに自然に溶け込んでいくタイプの広告で、よりクリック率を高めるためにグーグルが試行錯誤を繰り返して考案したものです。
ブログによっては記事数やアクセスが足りなくて掲載できなかったりするネイティブ広告もあるようですが、もし利用可能ならぜひ使っておくべきです。
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僕の場合、3つの中では特に記事内広告がものすごい効果を生み出しています。一番新しいからまだユーザーが見慣れていないからか、今現在一番多くクリックされている広告のひとつが記事内広告です。
また、関連コンテンツもなかなかクリックされていますね。一方のインフィード広告はそうでもないです。これについてもブログとの相性もあるので、とにかく使ってみることが大事ですね。
アドセンスの自動広告を使っていない
アドセンスにはコードをコピペするだけで自動で適切な場所に広告を設置してくれる「自動広告」と呼ばれるものもあります。
場合によっては変な箇所に広告が表示されることもありますが、自動広告を使うことで広告数が増え、よりユーザーの目に付きやすくようになるのは間違いありません。これだけでもかなりの報酬アップが期待できるので必ずやりましょう。
4、アドセンスでクリック単価の高い記事を書いていない
アドセンス広告には一クリック数円から高いのになると数百円、もっとすごいのだと1000円というのもあります。
基本的にはコンテンツと関連する広告が掲載されるので、収益を伸ばすのはクリック単価の高い広告に関連する記事を書く必要があります。
芸能やゲーム関連の記事を書いていると比較的単価は低くなる傾向にありますね。逆に金融やお金関連は高くなります。クレジットカード、ローン、銀行、投資といった内容で記事を書くとアドセンスの単価も跳ね上がります。
AdSenseで1クリック1000円とか400円とか出てるんだけど、冗談だろ?ジャンルは投資系です。某ブロガーサンも言ってたけど、お金(というより投資系ジャンル)はAdSense単価高いわ
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年7月24日
クリック単価の高いジャンルやキーワードを探すにはadwordsの単価を参考にしましょう。まずはadwordsのページでログインして、キーワードプランナーをクリックします。
続いて「検索ボリュームと傾向を取得」で気になるキーワードを入力します。
すると、推奨入札価格が表示されるので、それを目安にしましょう。ちなみにクレジットカードの価格は829円。さすがに高いですね。
推奨入札価格がそのままアドセンスのクリック単価になるという意味ではありませんが、一つの物差しにはなります。もしかしたら永延とクリック単価の安いキーワードで記事を書き続けているかもしれないので、一度自分のジャンルでよく使われるキーワードがどれぐらいの単価なのか調べてみてください。
まとめ
ここで紹介した全てがどちらかといえば面倒な作業になるんじゃないでしょうか。でもそれを面倒臭がっていたら収益は伸ばせません。細かいことを着実に改善して行き、それによって数%でも収益が伸びたら万々歳です。
アドセンスで稼ぐ方法や詳しいデータについてはこちらの記事で紹介しています。