9月下旬に再び大幅なグーグルアップデートが行われたようでサイトが飛んだ、あるいはこれから飛ぶのではないかと戦々恐々としている人も多いようです。
前回のアップデートではもろに被害にあった僕ですが、今回は今のところ無風です。これからのことは分かりませんが。
ただ、かなり大御所のブロガーやアフィリエイターまでも収入が激減していると聞くので、自分もオチオチしていられないです。
そこで今、僕が力を入れているのは独自商品の開発です。
ネットで売るなら自分の商品か、それとも他人の商品か
ブログを通じて広告収入を得るのは、ある意味楽で、長い間理想のビジネスモデルだったんじゃないでしょうか。
最大の利点は、自分で商品を作らなくもいいことと元手がゼロでも始められることです。
いくらブログ運営が面倒で大変だといっても時間的コストはかかっても金銭的コストが最小限で抑えられるのはありがたいです。
多額の資金を投資し、何年もかけて商品やサービスを開発しても全く売れず、多くの在庫や損失を抱えてしまう、なんていうことはリアルビジネスではよくある話ですが、少なくとも自分一人で運営できるブログであれば、そういったリスクを背負わずに済むわけです。
じゃあやっぱり他人の商品を紹介しているほうが楽でいいじゃん、という結論に至りそうですが、最近のグーグルの暴れん坊ぶりを見ていると、一概にもそうとはいえないなぁ、と思うのです。
検索順位の下落によって月収100万円から0円に急降下するのがアフィリエイトの世界だからです。
だからアフィリエイトなどの広告収入で稼げるうちはいいものの、今のうちに自分の商品もいくつか持っておくべきだな、と僕は考えています。
そして今後ますます個人のメディアが広告収入で稼ぎにくくなる時代がやってきたときのために逃げ道を作っておくのが得策だと思っています。
誰でも作れる独自商品とは何か
では自分の商品って一体なんなの、というと、誰でも低コストで作れるのは次のようなものが思い浮かびます。
- 有料note
- アマゾンの電子書籍
- オンラインサロン
- スキルの販売
- イラスト、アイコン、ビデオ、音楽などの創作物の販売
- オンラインコース
有料note
最近ではnoteの内容もすっかり多様化し、初期の頃はブログの収益報告、アフィリエイトのノウハウ、文章の書き方といったnoteが大部分を占めていましたが、最近ではファンを集めて日記を独占公開したり、高額のFXトレードのノウハウやナンパ指南のnoteといったものまであります。
それも1万円を超えるnoteもじゃんじゃん売れている人もいるようで、なかなか景気が良さそうですね。
ちなみに僕のnoteも相変わらず毎月少数ではありますが、ポツポツ売れていて貴重な収入源になっています。特にこの二つのnoteはターゲットを絞っているだけによく売れますね。
それならそうと、もっとnoteの数を増やせばいいんですが、最近は子育てなどほかのことで時間を奪われていることもあって、なかなかそこにリソースを注げてない状況です。
アマゾンの電子書籍
アマゾンの電子書籍もやりようによっては稼げる独自商品です。アマゾンの場合、文章もそうだけど、漫画を発表する場としてもいいですね。
漫画を描ける人はわざわざ雑誌や本に掲載されるチャンスを待つよりは、ブログで発表して続きを電子書籍を読ませるなどして、認知度を上げていくほうが良さそうです。
僕はこれまで5冊の電子書籍を出しました。
こちらも今は完全放置状態です。それでも月々千円ぐらい稼いでくれています。すでに発行してから数年が経つので、もう累計で収益が数万円に達しているはずです。なかなかあなどれないです。
この分野も本気で取り組めばもっともっと稼げるチャンスはありそうです。
オンラインサロン
ちょっと前のブームはいったん落ち着いた感がありますが、今でもオンラインサロンで稼いでいる人たちは大勢います。
僕ももともとはある分野でオンラインサロンをやろうかなと思って、複数のオンラインサロンに実際に入って勉強したことがあります。結局自分には性に合わないと思って辞めましたが。
オンラインサロンはノリで始めちゃう人も少ないけど、なかなか時間を奪われるし、なにより一時的に成功してもそれを継続させるのが難しいですよね。
ただし、根強いフォロワーをキープするだけの企画力、行動力、渾身さがあれば決して不可能じゃないので、仲間を集めてワイワイやりたい人は一度挑戦してみるのもありじゃないでしょうか。
ちなみに僕が今まで参加したオンラインサロンの体験記事はこちらにまとめてあります。僕が参加したサロンの中で、まだ生き残っているのは3つだけで、ほかのサロンはいつの間にか解散していました。
スキルの販売
誰にでも得意なことの一つや二つあるはずで、たとえプロレベルではなくても、今の時代それを商品にして売ることができます。
例えば、声に自信がある人や声優になりたいと思っている人は、音声で文章の読み上げをするサービスをココナラで売ったり、ユーチューブ用にナレーションの仕事をするのもいいでしょう。
実際、僕は自分のユーチューブチャンネルのナレーションのためにココナラで素人ナレーターの方に外注していた時期があります。
その人にはほぼ毎日、合計で月2、3万円分の仕事を頼んでいたので、そういう客を捕まえられれば、月数万円は簡単に稼げるようになる、ということです。
それに対し、僕もココナラで外国語の翻訳サービスを売っていたことがあり、実際に小銭を稼いだことがあります。
ココナラはそれこそどんなスキルでも売れるので、自分には売るものがない、と考えている人は実際どんなスキルが売られているのか研究して、真似するのもありですね。
創作物の販売
ココナラのように依頼を受けてからサービスや商品を提供するのではなく、すでにイラスト、グラフィック、音楽、写真、映像など独自の創作物を持っている人は、マーケットプレイスに出品してみてはいかがでしょうか。
noteでも創作物を売ることは可能ですが、情報配信をしないとなかなか見つけてもらえないのと、note内の検索機能がそれほど優れていないため、検索で簡単にヒットするのは記事ぐらいで、写真や音楽などの創作物にはなかなか簡単にたどり着くことができません。
一方でShutterStockのようなストック型のプラットフォームは、画像、音楽、映像の検索機能が優れているため、ユーザーのニーズやキーワードと合致すれば、自分の作品を見つけてもらえます。また、そもそも購入目的で来ているユーザーが多いので、売れやすいのではないでしょうか。
オンラインコース
僕が今、一番時間を注いでいるのが実はオンラインコースの開発です。オンラインコースは日本より、むしろ海外のほうが一般的で、海外ブロガーはこれで大金を稼いでいる人たちが大勢います。
オンラインサロンとの違いは、オンラインコースは一度作り込んだら後はほぼ放置で回っていく点にあります。つまり集客さえできれば、ジャンルや内容によっては特別更新もせずに稼ぎ続けることができるのです。
海外で人気なのはマーケティング、ダイエット、筋トレなどの講座ですかね。最初に作り込まないといけないので、ほかの独自商品と違って、それなりに開発コストがかかりますが、上手くいけば大きいのもオンラインコースじゃないでしょうか。
もしどんな講座を商品にしたらいいか分からない人はUdemyなどでどんな講座が人気なのか参考にするといいでしょう。
まとめ
スピードの速いネットの世界では、立ち止まったら瞬く間にフェイドアウトしてしまい、終わります。
常に収入を増やし手段を考え、新しいことに挑戦しかないと、いつか稼げなくなるときが来る。僕はそういう危機感を抱いているので、その選択肢の一つとして独自商品に力を入れていこうと考えています。
もしここで紹介したものから、なにかしら自分の力で稼ぐためのアイデアが浮かべば、幸いです。