日々、アフィリエイトやブログ運営に関する本をたくさん読んでいるので、買うかどうか迷っている方のためにもこの場を借りて感想や評価を書きたいと思います。今回は「わかったブログ」の運営者であるかん吉さんの「人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術」をピックアップ。
人気ブログの作り方の感想&評価
ブログ運営における心構え、注意点、可能性などについて書かれていて、ブログは毎日更新すること、自分が達成したい目標をメインテーマにすること、時代に上手く乗ることなどを提唱しています。
これからブログを始めようとしている人、あるいは最近始めたばかりの人でブログの方向性が決まっていない、どういった記事を書いたらいいのか分からない、ブログをやっているけど、今のままでいいのか、といった悩みを抱えている人が読むべき本です。
どちらかというと精神論的な話が多かったです。つまり具体的なノウハウや手法についてというより、ブログ運営術のマインド本といってもいいかもしれません。「ツイッター時代に注目される、ブログ記事タイトル9つのルール」や「文章力が無くても、面白いブログ記事を書く秘訣」では多少記事タイトルの付け方やライティングのテクニックについても多少触れていますが、だいたいの記事がブログ運営における「考え方」にヒントを与える程度の内容となっています。
一方で具体的な技術本ではないので、書いてあることを真似をすればいいということではないです。あくまでも筆者はこうした、こうだと思うという立場でアドバイスしているだけで、同じようにやれば結果が出る、というのとは違います。
値段は168円。かなりお手ごろなのでお求めやすいかと思います。ただ、書籍にしても情報商材にしても安いから買う、高いから買わないといったように値段だけを判断基準にしてしまうと、損する可能性が高くなります。あくまでも内容が自分の求めている情報なのかどうか、また情報の質は高いのか、その評判などを聞いてから買うことを決めましょう。
ブログ&アフィリエイト書籍の選び方
まずブログ運営やアフィリエイトの本を選ぶときに注意したいのが、そこに自分が求めている種類の情報が掲載されているのかどうかという点です。
アフィリエイトの本と一言でいってもキーワード選定に関する本なのか、物販アフィリエイトに関する本なのか、PPCアフィリエイトに関する本なのかによって内容はがらりと変わってきます。ブログ本でも同じことが言えます。
文章の書き方についての本なのか、アクセスアップについての本なのか、SEOについての本なのかといった具合にそれぞれテーマにしていることが違うのです。
なので買う前に必ず目次を見て、タイトルから自分の求めている情報が掲載されているのかどうかを判断しましょう。例えば「人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術」の目次は次のようになっています。
はじめに – 読まれないブログ記事は、存在しないのと同じである
1.これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ
2.ツイッター時代に注目される、ブログ記事タイトル9つのルール
3.人気ブログになるためにただ一つ考えるべきこと
4.ソーシャル時代において「ブログ」の重要性がさらに増す理由
5.SEO終了のお知らせ
6.ブログでアフィリエイトをやってはいけない理由
7.ソーシャル時代を勝ち抜く「ブログタイトル」の決め方
8.文章力が無くても、面白いブログ記事を書く秘訣
9.ブログのアクセス数を半年で12倍にした私の戦略
10.ブログはすべて「レビューブログ」に帰結する
11.自分の活動の実績はしっかり残す。ブログを人生の母艦にする考え方
12.面白いネタは日々の生活の中にこそある
13.ブログを成長させるには、成長レベルに合わせた施策が必要だという話
14.良い記事を書いていればブログは成長するとは限らない
15.ブログ成功の本当の理由
16.すべては読者のために
17.半年続けても上手く回らないと感じるブログは、方向修正した方が良いかもしれない
18.同じことを何度も書く重要性
おわりに – ブロガーが目指すべき「ゴール」とは?
特別付録 Kindle電子書籍の作り方
人気ブログの作り方を無料で読む方法
基本的に「人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術」のようなブログのまとめ本というのはブログに過去に掲載した記事をまとめているものなので、削除されていない限りブログに行けば無料で読めることができます。
まとめ本を買うメリットは単純にテーマに絞った記事だけをまとめてあってタブレットやスマホで読みやすいというのと、書き下ろし記事やBlog後記などのおまけがあることでしょうか。なお、この本については8月現在アマゾンのプライム会員になれば無料で読むことができるようになっています。