まとめ記事はアクセスとリンクを集める上でとても効果的です。最近ではまとめ記事だけのサイトも多く、まとめサイト、キュレーションサイト、バイラルメディアなどと呼ばれたりもします。
そういうサイトに対しては賛否はあるもののアクセスを集めやすいことは否定できません。ではそのまとめ記事とは一体どんな風にして書けばいいのでしょうか。
まとめ記事の5つの書き方
1、ランキングを作る
ランキング記事は最も簡単でアクセスが集めやすい記事といってもいいかもしれません。日本のネットユーザーはとにかくランキングが大好きです。どんなものでもランキングにすることができるのでアイデアが浮かばないときは自分の好きな事柄に順位をつけましょう。
そのときにあまりテーマが大きくなりすぎると、ライバルも多くなるのでできるだけ、絞っていったほうがいいです。
例えば「おすすめ映画ベスト10」ではあまりにも範囲が広すぎるので「2016年に公開されたおすすめ恋愛映画ベスト10」とすることで情報の新しさをアピールしつつ、恋愛映画というカテゴリーに特化した記事を興味のある人にピンポイントに届けることができます。
特に「2016年」のように年度を付けると、最新の情報を探しているユーザーの検索にもひっかかりやすくなります。それだと記事の賞味期限がその年だけになると思われがちですが年が変わったら中身が古くならないのであればタイトルの数字を変えればいいだけです。
2、自分が気に入ったブログや記事を紹介する
実際に自分が読んで役に立った、面白かったという記事をまとめて紹介するという方法も効果的です。自分が「いいね」と思った記事やブログはほかの人も「いいね」と思うことが多いからです。
もちろん自分のブログのテーマに沿ったまとめ記事でなければ意味はありません。テレビやドラマについての特化ブログで、「肌がきれいになる野菜トップ10」をまとめてもいくら自分が気に入ったものでも読者の趣味、趣向とは違うためにほとんど読まれないこともあるので、注意が必要です。
また、自分が好きだからといって統一性のない記事やブログを紹介するのも意味がありません。例えば、「おすすめブログ20選」といったまとめ記事を書いて、料理ブログ、アフィリエイトブログ、釣りブログといったそれぞれジャンルの異なるブログを20個紹介しても「まとめ」にはならないので気をつけましょう。
3、自分の記事をまとめる
なにも外部の情報をまとめることだけが、まとめ記事ではありません。過去に書いた自分の記事をまとめることも可能ですし、あまり読まれなくなった記事に読者の注意を向けるのにとても効果的です。
というのもブログというのは古い記事がどんどん奥の階層に追いやられる仕組みになっていて、公開直後にしか読まれない記事が必ず存在するからです。そういう記事を読者に「昔の記事ですが、こういう記事もありますよ」と提案してあげることで、復活させることができるのです。
また、そうしたまとめ記事にアクセスを流すためにバナーやリンクを貼ってブログの目立つところに表示しておくのも、ブログのPV(閲覧数)を上げるのに役立ちます。目立つところといえばやはり記事下かサイドバーのトップですね。イメージとしてはこんな感じです。
4、引用する
まとめ記事を書く場合、どうしてもリンクばかりで文章が少なくなってしまうことがあります。しかしそれだとただのリンクページだとグーグルに認識されて評価を落とされてしまうので注意が必要です。
そんなときはリンク先の重要な部分を引用することで、ボリュームが出ます。もちろん引用文が本文より多くなってはいけません。あくまでも引用の範囲をとどめておくようにしましょう。
この記事では引用を多用しています。
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5、自分のメモや備忘録としても使えるような内容にする
自分でも読み返したくなるような内容は、ほかのユーザーもお気に入りに登録してくれることが多いです。この記事では無料の国内外の写真素材サイトをまとめていますが、自分でもちょくちょくこの記事を開いて、ここから行きたいサイトに行くようにしています。
ブログで使える画像が必要になったときは、その記事の内容によって画像を選びますが、そのときの気分で別のサイトの画像を使うため、こうしたまとめ記事をブックマークしておくと、大変便利になるのです。自分でも利用しているぐらいの記事はきっとほかの人にも役立っているはずです。