ずっと心配だったビットバンクの安全面の問題やようやく解決されることになりました。これでやっと人にすすめられる、まともなセキュリティを備えた取引所になったといえそうです。
ビットバンクは今まで二段階認証が甘かった!
気づいていない人もいたようですが、ビットバンクはこれまで二段階認証を仮想通貨の送金、銀行への出金、仮想通貨アドレスの登録、銀行の登録の際にしかかけていませんでした。
そのため多くのユーザーから危ないのではないかといった指摘がされていました。僕も危険だなあと思ってためらっていました。
しかしながらここに来てついにログイン時の二段階認証に対応しました。これで安心して利用できそうです。
今ではログイン時にこのように二段階認証コードを入力する画面になります。とりあえずこれで簡単に不正ログインされることはなさそうです。
ビットバンクは取引手数料無料
ビットバンクは使いやすいし、現在のところ取引手数料が無料です。トレードをする人にとっては手数料は死活問題なので、無料であることに越したことはないです。
これで今後も安全面で問題がなければかなり人気が出そうですね。扱うアルトコインの数を増やしていけば一時期のコインチェック並の人気が出てもおかしくないです。
あとは実際にユーザーの数が増えたときにサーバーが落ちるかどうか、動作が遅くならないかどうかなどに注目したいです。
ビットバンクはリップルの取引量が世界最大!
取引手数料が無料というのもあってか、ビットバンクではリップル(XRP)を売買する人が多いです。そのため先日1時間あたりのXRPの取引量が世界1位を記録しました。
世界1位となった取引量は実に36672796.48ドル(現在のルールで39億8627万1847円)。
1時間あたりのXRP取引量にて、世界1位となりました! pic.twitter.com/kJxOOrKPog
— ビットバンク- bitbank,Inc (@bitbank_inc) 2018年2月9日
リップル(XRP)の売買をするなら注文も通りやすく、おすすめです。
ビットバンクはセキュリティに力を入れているけど完璧ではない
ビットバンクは、取り扱っている全ての通貨(ビットコイン、ライトコイン、リップル、モナコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム)をコールドウォレットにて保管されています。
さらにリップルとイーサリアム以外は全てマルチスグを採用。今回のログイン時の二段階認証も含めると、セキュリティが何重にも強化されて使う側としては嬉しいです。
>>仮想通貨取引所ビットバンクのコールドウォレット・マルチシグ運用体制について
ただし、ビットバンクはブラウザーを閉じても自動でログアウトされないなど、まだまだ課題は残っています。いくら二段階認証が対応されたといっても、コインチェックの不正アクセス事件のようなことが今後も起こらないとも限りません。
人は時間が経つと、なぜか過去の事件のことを忘れていって、ついつい安全管理が甘くなるものです。トレードするときは仕方がないですが、基本資産を保管するのは取引所ではなく、ハードウェアウォレットにしましょう。
面倒臭がってこれをやらずにいると、いつか自分の資産を引き出せなくなる悲惨な目に遭いますよ。