ワードプレスのプラグインYoast SEOを使っている人は今一度設定を確認しておきましょう。もしかすると変な設定になっているせいで検索順位に悪影響を及ぼしているかもしれませんよ。
Yoast SEOが引き起こしたバグ
先日、ツイッターを見ていたらYoast SEOに関するツイートをちらほら見かけました。なんでも2018年3月に行われたプラグインのアップデートにバグがあったせいで多くのユーザーの設定が自動で変更されてしまったようです。
ここでいう設定とは画像のリダイレクトの扱いをどうするかという設定のことです。というのもワードプレスは画像や動画をアップロードする際、自動で添付ファイルのページ(URL)を生成する仕様になっています。
添付ファイルのページとはこんなページのことです。
添付ファイルのページには通常画像のタイトルと画像ぐらいしかコンテンツが存在しないため大量に同様のページが存在し、グーグルにインデックスされてしまうとSEO的に見て質の低いページが多く存在しているとみなされる可能性があります。
だからこそ画像だけの添付ファイルのページはリダイレクトするか、インデックスされないように設定するのですが、Yoast SEOのバグによってこれがリダイレクトされなくなってしまったサイトが多数あったようです。
Yoast SEOの添付ページの推奨設定
では推奨されている設定にするにはどうすればいいのか。まずYoast SEOの「Search Appearance」の「メディア」のタブをクリックします。
そこにある「Redirect attachment URLs to the attachment itselft?」を「はい」にするだけです。
これが「いいえ」になっていると、リダイレクトされません。また、さらにその下の「Show メディア in search result」が「はい」になっていると、画像だけしかない添付ファイルのページがインデックスされてしまいます。
下の画像のように「はい」になっていればひとまず安心。
ちなみに僕が運営する複数のブログではこれが「いいえ」になっていました。あー怖い。
ただし、たとえ設定が間違っていても全てのサイトで即悪影響が及ぶとは限らないようです。その辺のことはグーグルのみぞ知る領域なので、これだけで本当に検索順位が落ちるかどうかはなんともいえません。
しかし豊富なコンテンツがあるサイトで画像のみのページをたくさん生成し、インデックスしていたら、検索結果に響くことも十分に考えられそうですけどね。
実際、Yoast SEOの運営元はこのバグの件を巡って謝罪しているので、やはり重要といえば重要な問題なのでしょう。あなたのブログの設定は大丈夫ですか?